憧れの寝台特急サンライズ号に乗車してきましたの(その1)

甥っ子のカンタがひと足早く大学合格したので「ゆきぴゅーと行く鉄旅」を合格祝いにプレゼントすることに。とりあえず本人に“どこに行って何に乗りたいか”を聞いたところ、四国のものがたり列車とかSLやまぐち号とかあめつちとかいろいろ言っていましたが、「やっぱりサンライズ出雲かサンライズ瀬戸に乗りたいな」とのリクエストで、サンライズ瀬戸に決定。それが12月中旬のお話です。ちなみにサンライズ出雲に乗って出雲大社にお参りも魅力的なのですが、出雲方面は青春18きっぷでひとりで行ったというのでサンライズ瀬戸号になりました。ゆきぴゅーも初めての、憧れの寝台特急楽しみですわ~!

ということで、旅の計画が大好きなゆきぴゅーが考えた行程はこんな感じ。東京駅を夜10時くらいに出発するサンライズ号は翌朝7時半ごろ高松駅に到着します。朝から動けるので、本人希望の琴電などにも乗りつつ、たっぷり夕方まで観光。同日夜にジェットスターの高松~成田便で帰ってくるというもの(JALやANAではないのは予算的な要因があります)

なにはともあれ、まずはサンライズ号の予約ですの。「サンライズ瀬戸・出雲」の切符は、乗車日の1カ月前の午前10時から販売開始されます。個人でもインターネットで予約できますが、今回狙っていた数が少ない「サンライズツイン」などの人気の個室は、みどりの窓口で1ヶ月前の10時ジャストに予約するのが確実とのこと。ということで、みどりの窓口で『10時打ち』なるものをお願いすることに(10時打ちなんて言葉、はじめて知りましたわ)。ゆきぴゅーん家の近所の某JR駅には『みどりの窓口』の窓口がひとつしか無いのでちょっと心配でしたが、前の日に行って「1月17日~21日までの平日のどこかで、サンライズツインの禁煙を予約したいんですの。17日がだめなら18日、18日がダメだったら19日、と毎日ここに朝10時前に来ますのでよろしくお願いしますよろしくお願いしますよろしくお願いします」と懇願すると、駅員さんがこれを書いてくださり「明日の朝お待ちしています」とのこと。

で、翌日12月17日の朝9時40分。偶然にもみどりの窓口には前日と同じ駅員さんが座っていました。5分前になったら声をかけますから、そこの壁の前に立っていてくださいと言われ、言われた通り壁の前でじっとお地蔵さんのように立っておりました。その日は特に行列ができたりすることもなくホッ。そしていよいよ5分前になったので窓口の前に呼ばれましたの。その駅は『10時打ち』することがあまりないのか、他の駅員さんもわらわらと集まってきて、ボタンを押すタイミングを皆さんでシミュレーションしたりも(ありがたや~)。10時00分を告げる時報とともにパンッ!と端末のボタンを押した駅員さん。0.5秒後に「とれました!」とにっこり笑顔。ぁああ~ありがとうございます!

ちなみにこの22,000円の他に二人分の乗車券(あわせて2万円くらい)が必要です。サンライズ号が予約できたので、お次はジェットスター。ちょうどセールをやっていて高松~成田は3,980円、安っ!LCC安っ!手数料や座席指定料、機内フード(!)を入れても二人で13,000円ほどでした。さぁ、あとは乗車当日を待つのみ。オミクロン感染拡大しませんようにと毎日祈っておりました。つづく

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