しゃべれども しゃべれども
2008 年 10 月 30 日 木曜日主人公はTOKIOの国分太一くん演じる落語家・今昔亭三つ葉。前座、二つ目、真打ちという落語家の階級の、彼は“二つ目”なのですが、これがまたパッとしない噺家なんですの。伊東四朗さん演じる小三文師匠にも「お前はなんにもわかっちゃいねぇな~」とため息つかれる毎日。そんな三つ葉がひょんなことから「話し方教室」の先生をやることになります。生徒は、いつもふくれ面で愛想のない美人(香里奈)、関西から引っ越してきてクラスになじめなくて困っているタイガース命の小学生くん、元プロ野球選手で話し下手な野球解説者の3人。「うまくしゃべれるようになりたい」と願う3人が、しゃべりのプロである落語家に話し方を教わりながら悩み、笑い、傷つき、そして教え役の三つ葉自身も成長していくというストーリー。堅苦しくなくコミカルに描いているので落語に興味がなくてもじゅうぶん楽しめる、温かい映画ですの。
ちなみに、この映画で香里奈ちゃんはまったくといっていいほど笑顔のシーンがないキョーレツな“性格ブス役”なんですの。服装もかなり地味。いっつも眉間にシワをよせて怒ってる風で、アレはアレで女優としてはかなり勇気のいる役どころでは?と思うのですが、結構ハマリ役だったと思います。あの怒った顔が画面に出てくる度に思わず笑ってしまうくらい。
上野の鈴本演芸場をはじめ、浅草寺や水上バス、都電荒川線など、ゆきぴゅーが好きな場所がたくさん出てきてうれしくなりました。特に印象に残ったのが、最初のほうで出てきた、国分くんと伊東四朗さんが歩いていた下町の路地。古くてせまい長屋風の軒が連なる路地の雰囲気が良くて目が釘付けでしたわ!公式サイトのロケマップによると佃だそうです。香里奈ちゃんがほおずき市に着ていった青い浴衣がとても似合っていたと思いました(が、もちろん笑顔は無し)
国分くんの祖母役が八千草薫さんで、この人がまたいい役で登場するんですの。庭で梅干しを干しながら落語を口ずさんだりするところなんか、とてもかわいらしい。そういえば、ふだん左利きの国分君が、右手でお箸を持って蕎麦を食べるシーンがありますの。実はこの映画を観る前に「落語より右手で蕎麦を食べる練習のほうが大変でした」と本人が言ってたというのを聞いていたので注目していたのですが、、、、うーん、言われてみればちょっと違和感あるかな、という感じ。メントレみたいにはいかないようですの。 それから、伊東四朗さんの高座のシーンは上手だなぁと思いました。あと、子役の子のしゃべりにもご注目ですわ。 でも、なんといってもやっぱりラストの国分君の一言にジーン、、、、と、これは観てのお楽しみ~。
ドンドコドンドコ、ドンドン。









